小さな頃から

恵比寿在住 外資系OL ※主婦予備軍 趣味のダイビングについて、旅行について、生活について記そうと思います

「主婦」という言葉が怖い。

大晦日とお正月にかけて逃げ恥の再放送があったので、

母と視聴。

 

以前放送されていたころは、まだ結婚してなくて、(なんならまだ旦那と付き合ってすらいなかったし)それこそ「ゆりちゃん」みたいなバリバリキャリアウーマンと、バリバリサラリーマンに囲まれて仕事して、家庭ではママさんの派遣さんたちにサポートいただきながらヘトヘトに仕事してた時期だった。

仕事やめたばっかりだったからこそ、再放送で逃げ恥を見たときの自分の視点とか、感情移入の先が全然ちがくて、ヘビーだった。。

 

一番印象に残ったシーン。

前回見たときは「ゆりちゃん」が「半分の年」の女の子に、きれいに年を重ねること、そのことに誇りを持つこと、を諭すシーンが一番脳裏に焼き付いたんだけど。

今回は「みくりさん」が路上のアンケートに答えるときのシーン。

職業欄 に、少し迷って「主婦」と書いた。

私も最近同じようなこと、あったな。

迷うというか、ただ慣れてないだけなのかもしれないけど。

 

一番最近あったのは、

20代中心の初対面の社会人ばかりが集まる機会が会ったとき。

「自己紹介はあえて会社名は言わずに職業だけにしましょう」

結婚してたのは私だけだし、仕事をしてないのも私だけ。ちょっとその流れに戸惑って、でも、2人目の自己紹介だったからごまかせなかった。

もともと私の親しい人もいたから、余計にそうゆう方向に持って行っちゃったのだけれど、「先日仕事やめました、主婦です」って言っただけでちょっと笑いとっちゃう感じ。「人妻なんで手出さないでくださいねー」って親しい人の突っ込みでさらに沸かせた。

 

若い未婚の人たちばかりの場所に身を置くと当然かもしれないけど、私のアイデンティティはもうここでは「人妻」「主婦」なんだろうな。と。それだけで同い年の未婚の子たちよりすごく老けて感じた。もうきゃぴきゃぴしたり、きらきらしたり、できないんだ、しちゃいけないんだ。って勝手に感じてしまっている。

 

まあ、元職場のおじさまたちといるときは結婚なんて関係なくていつまでも「娘みたいなもん」って可愛がってもらってたので、そういった世代の人と絡まなくなっちゃうと余計に思うんだろうな。そして心も見た目も老いていく。。

 

夫はもちろんだけど、「若い」「かわいい」って言ってもらえたり、そうふるまってもいい環境がないとどんどん老けるなって思った。笑

一番難しい年ごろなのかな。「ゆりちゃん」のように誇りをもって綺麗に年を重ねることに、まだ抗いたいんだな。でも、ずっと抗い続けていると「痛い」感じに年齢だけ重ねることになるんでしょうね。。

 

それから。

「主婦」と名乗るたびに感じるこの後ろめたさ、背徳感、恥ずかしさ、くやしさ、老けてる感じ、でもちょっと安心感、優越感は、なんだろうか。これからどんだけ派遣で仕事をしても、パートをしても、自営業でも、私はその稼ぐ力という判断の元、夫の扶養に入っている限り、「主婦」。

 

 昨今の、「産めよ育てよ働けよ」の風潮の中で、子供がいるわけでもないのに寿退社したこと。親に高い学費出してもらってせっかく私大出て、せっかくそこそこ良いお給料もらってのびのび働けていたのにもったいないという気持ちがある。

 

私は今まで、こういったプレッシャーとか、「あるべき論」に縛られて意固地に「働く女像」を自分の中で作り上げていたから、周りの人には「絶対専業主婦にはならない」「メリットがない」「もったいない」って主張してきたけど、本当は自分の母親みたいな専業主婦にあこがれてたし、なりたいって思っていた。その気持ちを打ち消すように、「外資系企業でバリバリキラキラ仕事してる自分」プロデュース、頑張ってたな。恵比寿に住んでみたり、高いバーで女子会してみたり、海外旅行しまくったりしてな。(まあ客観的に「バリバリ」で「キラキラ」だったかどうかは置いておいて。。。)

 

おそらく、周りの人は私が「専業主婦」と名乗るたび、別に「そうなんだ~」くらいにしか思っていないだろう。

名乗るたび感じているのは、たぶん自分に対しての「後ろめたさ、背徳感、恥ずかしさ、くやしさ、老けてる感じ、でもちょっと安心感、優越感」なんだろう。

 

旦那の海外赴任がきっかけで、20代で寿退社。

「仕事辞めるって思い切ったね」

って聞かれると「だいぶ迷った。でもさすがに新婚で数年別居はないなと思ったし、お互いの両親の思いもあるから。」

なんて体よく言い切って、だけど本当はそうなることが決まったときは心の中でガッツポーズしたよね。

 

子供が生まれたり、海外主婦生活で苦労したり、旦那さんに何かあったり、はたまた再び正社員で働きだしたり、そうでもしない限りしばらくはこの「主婦」と名乗るたびにこの感情はしばらく心の中に渦巻くのでしょう。

 

なにはともあれ、こんな私のモヤモヤを飽きずにしっかりと聞いてくれる旦那さんに感謝。「女性の社会進出」についての国策や世論、風潮について2時間も議論できる旦那さんをもって本当にうれしいです。私たちも森山家のように、どんな状況もふたりで超えていきたいね。今年もよろしくお願いします。